1. ごあいさつ
こんにちは。整体りびるど代表、理学療法士の寺澤慶大(てらさわ よしひろ)です。
このたび2025年秋、松本市岡田にて、整体院〈りびるど〉を開院いたします。
誰しも、ふとした瞬間に
「このままでいいのかな」と思うことがあります。
疲れでも、痛みでもなく、
“なんとなく”感じる違和感。
日常の隙間に差し込んでくる、言葉にならないモヤモヤ。
それはもしかすると、身体があなたに語りかけているサインかもしれません。
このページは、そんなサインに少しでも耳を澄ませてみたい方へ向けた
“静かな手紙”のようなものです。
少し長くなるかもしれませんが、
よければ最後まで、お付き合いください。
地域の皆さまにとって、松本市岡田で安心して通える整体院としてお役に立てるよう、心を込めて準備を進めています。
2. なぜ、いま整体院を開くのか
2007年、私の理学療法士としての歩みが始まりました。
それから約20年。
急性期病院の脳神経外科、整形外科クリニック、通所リハビリ、デイサービスと、
さまざまな現場で“人の身体”と向き合ってきました。
そのなかで、どうしても拭いきれなかった感覚があります。
制度の枠組みの中では、拾いきれない「不調」や「声」がある。
医療保険では、病名ありきで治療方針が決まり、リハビリ期間には期限があります。
介護保険では、機能の維持を目的とし、生活の中での「できる」を支えることが主眼に置かれています。
もちろん、これらはとてもよく設計された制度です。
ただ、“その間(あいだ)にいる人たち”が、確かに存在している。
肩が重い、足がつまづく、呼吸が浅い――
病名はつかなくても、確かに“生きづらさ”を感じている人たち。
ここ松本市や安曇野市周辺にも、
「病院にはかかるほどじゃないけど…でもつらい」
「病院に行ったところで異常なしと言われてしまう」
そんな曖昧な悩みを抱えたまま、どうしたらいいかわからず立ち止まっている方がたくさんいらっしゃいます。
その声に、もっと自由に、もっと柔らかく、応えられる場所をつくりたい。
それが、私が“りびるど”という場を開こうと決めた一番の理由です。
3. りびるどという名前に込めた意味
「rebuild(リビルド)」――再構築する、という意味の言葉です。
人の身体は、本来とても賢く、美しく整おうとする力をもっています。
それでも、日々の暮らしや思考のクセ、過去の痛みや不安が、
その力を少しずつ見えなくしてしまうことがあります。
“感覚を信じる”ということ。
それは、「自分自身との再会」でもあると思うのです。
〈整体りびるど〉は、
痛みだけでなく、「動き」や「感覚」、そして「考え方」までを含めた、
“自分の再構築”をお手伝いする場所として在りたいと願っています。
施術を受けて「治してもらう」だけで終わらない、
“整える力”を取り戻す道しるべとして、
これまでの経験と知見をすべて使い、真摯に向き合っていきます。
4. 整えてもらう場所ではなく、“整えられる自分”に出会う場所へ
不調は、あなたを困らせる“敵”ではなく、
本来の自分へと立ち止まらせてくれる、ひとつの灯りかもしれません。
自分の身体に興味を持ち、
日々感じている“感覚”にそっと意識を向けてみる。
たとえば――
呼吸が浅くなっていることに気づいたり、
左右の足裏の重心が違っていることに気づいたり、
ほんの少し背すじを伸ばすだけで、気持ちが変わることに気づいたり。
そうした気づきの積み重ねが、「整えられる自分」に出会うプロセスなのだと思います。
りびるどは、そんな再出発のきっかけとなる場所でありたいと願っています。
5. あなたと一緒に、整え直す時間を
小さな整体院ですが、
ひとりひとりの身体と感覚に、丁寧に耳を傾けながら、
“あなた自身の整える力”にそっと火を灯すような施術を心がけています。
肩こり・腰痛・膝の痛み・加齢による身体の不安など、
松本市やその周辺地域で「どこへ相談したらいいのかわからない…」
という方にとって、
〈整体りびるど〉が“最初の一歩”になれたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
整体りびるど代表 寺澤慶大(テラサワ ヨシヒロ)