アスタキサンチンて知ってますか?

ども。

武内整形外科クリニックの理学療法士、テラサワです。

突然ですが皆さんは

アスタキサンチン

という名を聞いたことがありますか?

トマトの赤い成分として知られるリコピンや、ニンジンの橙色成分であるβカロテンと同じ天然色素の仲間です。

あまり知られていない名前ですが…

上手に摂取すると身体の健康に非常に有用な効果があるようです。

そこで今回の記事では、このアスタキサンチンを取り上げてみようと思います。

目次

アスタキサンチンとは

冒頭でも簡単に触れましたが…

アスタキサンチンは

自然界にある天然色素のひとつ。

植物由来の色素成分で、イメージしやすい所だと鮭やエビの赤色はこのアスタキサンチンによるものだと言われています。

現在、サプリメント等様々な製品でこのアスタキサンチンという天然色素が使用されていますが、その大部分がヘマトコッカス藻という植物のものを使用しています。

植物が自らの命を守るために作り出した色素成分、それがアスタキサンチンなんです。

アスタキサンチンの何がすごいの?

それはズバリ、

抗酸化作用

です。

酸化というのは分かりやすく言うと

『空気中の酸素と結びついて物質が劣化すること』

私たちの身体に取り入れられた栄養素や酸素は細胞内でエネルギーに変換されるんですが…

その過程で一部の酸素は、物質を酸化させる力が非常に強い活性酸素に変化します。

活性酸素…聞いたことありますよね?

活性酸素が蓄積されると、蓄積量が少ない人に比べて

  • 認知機能が低下しやすくなる
  • 太りやすくなる
  • 免疫機能が低下する
  • 鬱等の精神疾患にかかりやすくなる
  • 体力や気力が減退しやすくなる

等の影響が現れます。

アスタキサンチンは抗酸化作用が非常に強いので

こういった症状を抑える働きがあると言われています。

どのくらい強いかというと…

βカロテンの5倍
コエンザイムQ10の800倍
ビタミンEの1000倍
ビタミンCの6000倍

だそうで。

ビタミンCなんかはよく抗酸化作用があると聞くかと思いますが、アスタキサンチンはその6000倍(苦笑)

抗酸化作用の他にも、抗炎症作用血流改善作用などの生理作用が多くの研究で報告されています。

具体的にどんな効能が?

アスタキサンチンを摂取するとどんな効果があるのか?

具体的には

  • 認知機能や記憶力の低下を抑制
  • シミ、しわ、肌荒れのよる肌の劣化の抑制
  • ピロリ菌抑制
  • 眼精疲労軽減
  • 脂肪燃焼促進
  • 筋持久力向上
  • 発毛促進

など、健康に関する様々な効果について、国内外の学会や研究論文で報告されています。

もちろん個人差はあると思いますが…総じて、評価が高い成分であることは確かなようですね。

副作用等のリスクはないのか

個人的に一番気になるのはこの部分ですが…

アスタキサンチンという成分そのものには副作用や薬との飲み合わせによるリスクは少ないようです。

もっとも、サプリメント等であれば他の含有成分との兼ね合い等もあるので一概に安全だと言い切ってはいけないと思いますが(苦笑)

おわりに

健康維持のためには、体内で作られない成分をサプリメント等で摂取することも時には必要です。

基本的には3食の食事をバランスよく…というのが大前提ではありますが、健康補助食品の力を借りるというのも選択肢のひとつ。

上記で挙げたような症状でお悩みであれば、アスタキサンチン含有のサプリメントを試してみてはいかがでしょうか?

もちろん、効果を保証するものではありませんので自己責任でお願いします<(_ _)>

ちなみに…

今回の記事は、アスタリール株式会社様の『アスタキサンチンがわかる本』から一部文章を拝借させて頂きました。

(この記事を書こうと思ったきっかけは、アスタリール株式会社様が武内クリニックに営業に来られたことがきっかけになっていたりします。笑)

と、いったところで今回の記事は以上です。

ではまた。

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この記事を書いた人

松本市にある武内整形外科クリニックに勤務する理学療法士。
産まれも育ちも長野県で、地元が大好きな39歳。
臨床年数に胡坐をかくことなく、日々知識と技術のアップデートに邁進しています。
健康に関する情報やリハビリに関する情報、勤務する武内クリニックに関する情報などをブログで不定期に発信していきます。

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