もう何年も肩こりに悩まされていて辛い!なんとかこの辛さから解放される方法はないの…?
身体の不調で最も訴えが多い症状と言えば
- 肩こり
- 腰痛
このふたつ。
厚生省の調査でも、男女ともに有訴率のツートップは数年来変わっていません。
今回はその二大巨塔の一端を担う肩こりについてのお話です。
辛い肩こりから確実に解放されるたったひとつの方法
知りたくないですか?
知りたいですよね?
ということで、さっそくいってみましょう!
最も大切なのは治療法よりもケアの仕方
肩が凝って辛い、という時に真っ先に考えるのは多くの場合
肩こりを治す治療法を探すこと
ですよね?
もちろんそれがダメなわけではないんですが、肩こりから解放されるために最も重要なのは
自身で適切な方法で肩のケアを行うこと
になります。
結局、肩こりを一時的に緩和したところで、
- 普段の姿勢の問題
- 普段の動作のクセの問題
- 仕事上の特性
- 遺伝的な身体特性
これらの影響が存在する以上、時間の経過とともに同じような症状が出現する可能性は非常に高いといえるからです。
姿勢や動作の悪いクセがあれば肩こりに直結する筋肉や関節の過負荷に繋がりますし、デスクワークなど首や肩に負担のかかる仕事を毎日続けていれば肩が凝ります。また、骨格の作りなど遺伝的な要素も肩こりとの相関があるため、
肩こりを治した後も未来永劫、なにもせずに肩の悩みから解放されるということは非常に難しい
と言わざるを得ません。
極端な話、理想的な姿勢と理想的な動作方法を身に付け、肩に負担のかかる仕事を辞めれば骨格的な影響が関係していたとしてもある程度は肩こりも和らぐでしょう。でも、口で言うほど簡単ではないですし、現実的な方法ではありませんよね(苦笑)
ただ、肩こりが辛くなる前に適切なケアを行う、という習慣を身に付ければ
ほぼ間違いなく肩こりの辛さを和らげることが出来ます。
自分で適切なケアをする上で重要な要素
セルフケアが大事だって言うんでしょ?それは分かってる。YouTubeとかでストレッチや筋トレもやってるもの。でも全然肩こりが良くならないのはどうして?
こんな風に考えている方は本当に沢山います。
その原因はですね…
- 肩こりに良いエクササイズは誰にでも有効だと考えている
- 自分自身の姿勢や動作のクセを正しく理解していない
- 肩こりの原因は肩のみにあると考えている
多くの場合、この3つのいずれかです。
肩こりに良いエクササイズは誰にでも有効だと考えている
YouTubeなんかを見ていると、我々と同業のPTをはじめとして、実にたくさんの方が肩こり解消のための情報を発信しています。
効果的なエクササイズの紹介も、数えきれないほどのバリエーションがありますよね。
多くの場合、そのひとつひとつを正しい方法で行えばちゃんと結果が出ると思います。
ただそれは…
その運動があなたに合っていたら
の話。
あなたに合った運動でなかったとしたら、100人中80人に効果があるエクササイズだったとしてもあなたの肩こりは良くなりません。
自分自身の姿勢やクセを正しく理解していない
これは肩こりに悩むほとんどの人が当てはまるんじゃないかと思います。
ぱっと見、姿勢が良く見える…だけど実際は色んな所に過剰な負担がかかる姿勢になっている、というケースは本当に沢山。
- 自分の姿勢や動作がどうなっているか
- 自分の姿勢や動作がどういった理由でどこに負担をかけているのか
これらが分からないと、肩こりの根本原因は掴めません。
○○筋が硬くなっているからほぐそう!
こういった視点だけじゃ、中々肩こりの悩みからは解放されないんです。
肩こりの原因は肩のみにあると考えている
人の身体は、とても複雑な構造をしています。
そして、関節や筋肉は他の組織と繋がりを持ち、相互的に影響を及ぼし合っています。
- 背骨が硬いせいで首や肩が痛くなる
- 足首が硬いせいで膝や股関節が痛くなる
こういった現象は不思議なことでもなんでもなく、むしろ当然なことと言えます。
肩が凝っていて肩のまわりの筋肉が硬い、だから肩周りに問題がある…と思っていても、実は全く別のところに本当の原因が潜んでいるかもしれません。
まずは自分の姿勢や動作のクセに目を向けるところから
肩こりが気になりだすと、そればかりが頭から離れなくなります。
でもそういう時こそ、自分の姿勢や動作に意識を向けてみましょう。
ただ、そうは言っても姿勢や動作のことなんて分からない、という人がほとんどだと思います。
最短の近道はやはり、専門的な知識を持つ我々のような人間に姿勢や動作を評価してもらうことです。
- リハビリ職がいる病院やクリニック
- 柔道整復師がいる整骨院や接骨院
- 理学療法士や作業療法士が個人でやっている整体院
こういったところに足を運べば、自身の姿勢や動作について色々知ることが出来るでしょう。
そして、姿勢や動作のクセを知ると同時に自分に合ったエクササイズ方法を指導してもらえれば、よほどのことがない限りは自分で肩こりをケアできるようになります。
自分に合ったエクササイズやケアの仕方を身に付ければ肩こりなんて余裕
肩が凝ったとしても、それがひどくなる前に自分でケアできれば全く問題ありません。
ただ、そこに行き着くまでの過程を面倒がって湿布やマッサージでその場しのぎをする、という方が世の中には本当に沢山います。
本気で何とかしたいと思うのならば、やはりこういった部分に目を向ける必要があるんです。
ちなみに、テラサワも肩こり解消に対するアプローチはけっこう得意なので、肩こりをどうにかしたいけどどこに相談していいかわからない…という方はこちらからお気軽にご相談ください(笑)
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