スマホ首、甘く見ていませんか・・・?

ども。武内整形外科クリニックの理学療法士、テラサワです。

はい、ここのところブログ更新をサボっていた・・・あのテラサワです。

言い訳は色々とあるんですが、とりあえず全く記事更新できておらずすいません。

一言で言うと

ただただ忙しい!

だいぶスローペースにはなりますが

時折ちゃんと記事を書いていくつもりですので

ちょこちょこ覗いてもらえると嬉しいです。

と、前置きはこれくらいにして・・・

今回はスマホ首、いわゆるストレートネックについて少し詳しくお話させてもらおうかな、と。

言葉自体は昨今、だいぶメジャーになって耳にする機会も多いんじゃないでしょうか?

ストレートネックがなんだかよくないネック、というのは何となくイメージできると思います。

整形外科クリニックで働くPTの目線から

このストレートネックについて思うことをつらつらと書いてみようと思うので

良かったらお付き合いください☆

目次

ストレートネックって?

ストレートネックというのは、本来なら緩やかにカーブを描いていないといけない頸椎が真っすぐになってしまった状態のことを言います。

よく、座ってスマホなんかをいじっていると首が前に出て猫背になって・・・

こんな感じになりがち。

まさにストレートネックのお手本のような姿勢ですね。

コレがストレートネックをスマホ首と呼ぶ所以です。

ストレートネックの何がそんなにいけないの?

首がまっすぐになると何がいけないんでしょう?

具体的に言うとこんな感じ。

  • 頭が痛くなる
  • 首や肩が凝る
  • 首・腰・肩の疾患が治りにくい

細かく見るともっと色々あるんですが、一般的に問題となりやすいのはこの3点かな、と。

頭が痛くなる、首や肩が凝るといった話は本当に良く聞きます。

結局、本来あるべき位置から逸脱した位置に頭があるワケですから、当然首周りの筋肉にかかる負担というのは大きくなります。

このあたりのメカニズムに関しては他方でも多くの情報があると思いますので詳しくは書きませんが

  • 後頭下筋群
  • 胸鎖乳突筋
  • 肩甲挙筋
  • 斜角筋群
  • 頭板状筋
  • 頸板状筋

こういった筋肉達が、伸ばされ過ぎたり縮み過ぎたりすることで痛みや凝りが出現します。

で、クリニックで働いているPTとしてすごく感じるのが3つ目。

首や肩の疾患で悩んでいる患者さんは

かなりの比率でストレートネック

だったりするんですよね。

いや、これは本当に多い。

肩の痛みを何とかしてください、首の痛みを何とかしてください、という患者さんの半数以上が

ストレートネックとそれに伴う巻き肩が顕著にみられているというのが実状です。

  • 変形性頚椎症
  • 頸椎神経根症
  • 頸椎椎間板ヘルニア
  • 肩関節周囲炎

特にこういった疾患名が付く方はそういった傾向が顕著。

首周りや肩周りのコンディションをリハビリで整えることで、一時的に症状が改善したり楽になる事は多いものの、根底にストレートネックに起因する不良姿勢があったりすると、症状がしっかりと改善するまでかなりの時間を要すケースがほとんどです。

ストレートネックにならないためには?

よく、ストレートネックを治すために枕を変えよう!なんて話を聞きます。

寝ている時間というのは1日の中でもかなり長いので、枕選びというのはやはり大切。

ただ、ストレートネックだからこの枕、という選び方じゃなくて・・・

自分の首に合った枕を選ぶというコトが重要になってきます。

では具体的にどんな枕がいいのかと言うと

  • 硬さは自分が心地よいと思うものを
  • 肩甲骨から首全体がマットレスもしくは枕に優しくフィットするくらいの高さのものを

基本的にこの2点を意識すればある程度及第点なんじゃないかと考えています。

硬さは自分が心地よいと思うものを

低反発の枕や高反発の枕、様々な材質の枕がある中で、どんな枕を選んだらいいかというのは中々難しい問題だと思います。

でも一番大事なのは、寝ている時に自分が一番心地よく感じて首から肩にかけての筋肉がリラックスできる硬さであること。

そこさえ外さなければ、安いそば殻のまくらであろうと、ウレタンの枕であろうと、なんだか高級な素材をふんだんに使った枕であろうと、その人にとってはそこまで大差がないんじゃないかな、と個人的には感じています。

肩甲骨から首全体がマットレスもしくは枕に優しくフィットするくらいの高さのものを

ここ数年は、肩甲骨の下まで広くホールドしてくれるようなタイプの大きい枕が増えてきました。

たとえばこういうやつ。

個人的には、広めでしっかり肩甲骨あたりまでホールドしてくれる枕がオススメかなと。

もし

こういったタイプの昔ながらの枕を使う場合は、

頭を乗せた時に、肩甲骨とマットレスの間に出来るだけ空間が出来ないような高さにしましょう。

かつ、低すぎて顎が上がるような高さもNG

基本的には高すぎない枕、というのが原則ですが・・・

重度のストレートネックだったり、巻き方がひどい人はある程度の高さがないとむしろ症状を悪化させてしまうケースもあります。

なので、肩甲骨から首にかけてのフィット感で高さを決めるようにするといいんじゃないかと思います。

ストレートネック改善のためのエクササイズ

運動についてもひとつだけご紹介します。

ストレートネック改善のために重要なことは

  • 首の後ろの筋肉をしっかり使うコト
  • 胸椎付近の可動性を保つコト
  • 肩甲骨の可動性を保つコト

この3点。

で、これらを改善するためにどんな運動をすればいいかというと・・・

この姿勢をキープすること。

そして、しっかり頭を上げたまま首を左右に回す運動をしてみましょう。

(前の記事の画像の使いまわしでごめんなさい 笑)

ポイントは

  • 両手で床をグッと押し、肩甲骨を外に広げたポジションをキープ
  • そして首・顔は出来るだけしっかり上げる(目線が床と平行)

この2点。

この姿勢が、肩甲骨周りや首周りの筋肉をしっかりと働かせた姿勢になります。

ストレートネックになっている人は頭を上げてキープするのが結構きついんじゃないかと思いますが・・・

出来れば目線が床と平行なこの状態で、左右に首を回してみましょう。

毎日少しずつでもこの運動をしていると、弱ってしまった首周りの機能を高めることができるのでストレートネックの予防に役立ちます。

おわりに

ストレートネックは非常にメジャーな症状です。それゆえに軽視しがちだったりしますが・・・

首や肩の様々な疾患に繋がるリスクも高いので、できればどうにかして改善していきたいところ。

デスクワークが多かったり、携帯の液晶を長時間見る人は特に要注意です。

では、今回はこの辺で。

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この記事を書いた人

松本市にある武内整形外科クリニックに勤務する理学療法士。
産まれも育ちも長野県で、地元が大好きな39歳。
臨床年数に胡坐をかくことなく、日々知識と技術のアップデートに邁進しています。
健康に関する情報やリハビリに関する情報、勤務する武内クリニックに関する情報などをブログで不定期に発信していきます。

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