ども。
武内整形外科クリニックの理学療法士、テラサワです。
早いものでもう3月。
今年度もあと少しです。
4月からは新しい年度が始まり、世の中も少し慌ただしくなるんじゃないかと思いますが・・・
かくいう武内整形外科クリニックも
新年度になると、体制の一部が変更となります。
最近は健康ネタの記事が多く、クリニックの話はほとんどしていなかったんですが
今回はそのあたりを取り上げてお話させて頂こうと思います。
診療日の変更について
この点については、少し前からHPや院内広告等でもお知らせしているんですが・・・
正直な話、4月以降も現在の診療日と間違えて受診しちゃうヒト、けっこういると思うんだよなぁ(苦笑)
具体的に言うと、令和4年4月以降は
休診日が土日祝日
になります。
今までは、日月祝日が休診日でした。
病院て土曜日の午後が休診のところが多かったりするので、土曜日丸1日診療しているというのはけっこう好評だったんですけどね。
ただ、これまでは土日に怪我をした人が受診しやすい月曜日が休診日となっていたんですが、そこは丸1日診療をすることになります。
どっちが便利か、というのは患者さんそれぞれの都合があるので何とも言えませんが・・・
とにかく、4月以降は土日祝日が休診日。
お間違えの無いよう、お願いします。
運動器リハビリの値段がちょっと上がります
この点については、患者さんにとって嬉しい話ではないんですが
4月より、理学療法士による運動器リハビリテーションの単価が上がります。
どういうことかと言いますと・・・
これは診療報酬改定による影響とかそういう話ではなく、
当クリニックが該当する施設基準のグレードが上がるから。
施設基準とは何ぞや?という話なんですが
運動器リハビリテーションを実施する病院ないしクリニックは
診療報酬として
- 運動器リハビリテーション Ⅰ 185点
- 運動器リハビリテーション Ⅱ 170点
- 運動器リハビリテーション Ⅲ 85点
のいずれかを算定し、患者さんから医療費を頂いています。
で、我々が医療としてリハビリテーションを提供する場合、20分を1単位として介入します。
1点が約10円なので具体的には
- 運動器リハビリテーション Ⅰ を算定している場合、20分で1850円
- 運動器リハビリテーション Ⅱ を算定している場合、20分で1700円
- 運動器リハビリテーション Ⅲ を算定している場合、20分で850円
という医療費に。
支払いの際は医療保険が適応になるので、実際はこの額の1割~3割の金額が実費で支払っていただく額となります。
さて、では当クリニックはどうなのかというと・・・
令和4年3月までは運動器リハビリテーション Ⅲ を算定していました。
つまり、20分で850円。うちのクリニックでは、最大40分までリハビリをしているので最大でも1700円。
1割負担だとしたら40分やっても実際の負担額は170円です。
3割の人は40分で500円ちょっと。
さて、では4月からはどうなるかというと
運動器リハビリテーション Ⅱ を算定する形となります。
なので、20分で1700円、40分やると3400円。
1割負担だとすると40分やって実際の負担額は340円ということになります。
3割の人は、40分でだいたい1000円ちょっと。
分かりやすく言えば、負担額が2倍になるということです。ごめんなさい。
加えて、月の頭はその月行うリハビリについて詳細説明があり、その説明料も加わるため月初はもうちょっとだけ(負担額数100円くらい)割高に。
でもだからこそ、今まで以上に結果を重視した質の高いリハビリを提供していくつもりです。
患者様方にはご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願い致します。
若いコのリハビリはお得に
運動器リハビリの負担額が増える、とお話した直後なんですが・・・
実は松本市にはこんなものがあります。
その名も
福祉医療費給付金制度
これは何かというと・・・
受給者証を提示すれば18歳までのヒトは月に500円払えば医療サービスが受けられる
というありがたい制度。
つまり、中高生が部活なんかで怪我をした場合、受給者証を提示すれば月500円で理学療法士の専門的なリハビリを何度でも受けられるというコト。
これ、めちゃくちゃありがたくないですか?
うちらが高校生の時は、対象外だったので本気で羨ましい・・・。
あの頃、部活の怪我の後に理学療法士のリハビリをこの価格で受けられたらどんなに助かったか(泣)
近くの中高生には是非この制度をフル活用してもらって、思う存分部活で活躍してもらえたらなーなんて思っています。
おわりに
今回の記事では、武内整形外科クリニックの
- 診療日の変更
- 運動器リハビリテーションの負担額変更
についてと、福祉医療費給付金制度についてお話させて頂きました。
クリニックも、リニューアルオープンしてようやく5ヵ月。
まだまだ色々と試行錯誤を繰り返しながら少しずつ前に進んでいる段階です。
まだまだ至らない面は多々あるかと思いますが、ひとりひとりが日々自己研鑽を続け、より良いクリニックにしていけるよう職員一同頑張っていきますので、今後ともよろしくお願い致します。
ではまた。